【2025】群雄割拠。世界最高峰・UCIワールドチームの機材/パーツごとシェアまとめ

ロードレースの最高峰、UCIワールドチームの選手たちが使用する機材のパーツごとにシェアをまとめました。コンポだけではなく、ホイール、サドル、ハンドル、タイヤ、サイクルコンピューター、フレームなどもシェアをグラフ化。

コンポ(グループセット)

昨年ワールドチームから姿を消したカンパニョーロが、Cofidisと3年ぶりの提携によって復活。

ホイール

フレームの次に目立つパーツがホイール。Cofidisがコリマからカンパニョーロへ、ArkeaがBlack Incからヴィジョンへ、グルパマがシマノからMiche新生Team Picnic PostNLがシマノからUrsusへ切り替えです。

サドル

プロロゴが提携チームを増やす構図。新生Team Picnic PostNLがSyncrosからプロロゴへ、ヴィスマがフィジークからプロロゴへ、UAEがプロロゴからフィジークに切り替えました。

ハンドル周り

ハンドル周りの所謂フィニッシングキットは同系列のFSAヴィジョンが存在感を発揮。近年は各フレームメーカーがハンドル周りも合わせて作ることが多いことから、シェアもバラつく形に。

タイヤ

タイヤはコンチネンタルヴィットリアの2強。アルペシンがヴィットリアからピレリへ、アルケアがコンチネンタルからヴィットリアへ、アスタナがヴィットリアからコンチネンタルへと切り替えました。

ペダル

ペダルはシマノが大多数を占めますが、残りのシェアをルックスピードプレイ、タイムが分け合っています。

パワーメーター(注:2024情報)

パワーメーターシェア。コンポとセットで提供されるケースが多く、シマノ、そしてクオークと組んだスラムがメジャーシェア。パワー2マックスSRMが追います。

コンピューター

ワフーガーミンの2強状態が続く中、ジャイコアルーラがワフーからガーミンに切り替えました。

サングラス/アイウェア

複数チームに供給するオークリー100%シーコン、Ekoiが合わせて約過半数を占めます。現時点では、昨年からの切り替えは観測されていません。

ヘルメット

Ekoi、スペシャライズド、アバスがそれぞれ2チームずつに供給しています。昨年ヴィスマがGiroへ切り替えたことでワールドチーム提携がなくなったLazerが、新生Team Picnic PostNLへのスポンサード二よりワールドチーム復帰です。

ウェア

アレが3チーム、残りは各1チームずつ共有。DSMはスポンサーである化学会社がナリーニとコラボして独自の素材を使用したウェアを用意。

フレーム

さて一番気になるフレームセットですが、、、まさに群雄割拠。スペシャライズドキャニオンのみ2チームに供給し、あとは全部1メーカー1チーム。2024年ハイライトはDecathlon AG2RがメインスポンサーとなったDecathlonオリジナルブランドのヴァンリーゼルへ変更、グルパマFDJがラピエールからウィリエールへの変更といったところでしょうか。

 

参考ソース

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