ジロの裏で38歳グライペルは久方ぶりの勝利を、22歳ヘイターは名乗りを上げる勝利をあげた。ピドコックがMTBでも躍進。
Photo by Lexware Mountainbike Team on flickr

ジロが大盛り上がりの5月ですが、その裏でもMTBワールドカップなど様々なドラマがありました。ちょっと早いですが、今月のランダムサマリーです。

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"Born to Mountain Bike" マチューとピドコックがMTBワールドカップでも鎬を削る。


第1戦Albstadt(ドイツ)はマチュー・ファンデルプールがXCCで優勝、XCOで7位。XCOのみ出場したトム・ピドコックは11列目スタートというMTBにおいては圧倒的なディスアドバンテージをものともせずに、マチューすら追い抜き5位浮上。一桁フィニッシュを果たします。

続く第2戦Nove Mesto(チェコ)ではXCCではマチューがピドコック相手にスプリントで先着してXCC2連勝。XCOはピドコックが終盤にかけてリードを拾る展開で自身初のエリートカテゴリー優勝、2位マチューという結果でした。まさに鎬(しのぎ)を削っています。そのピッドコック、優勝インタビューでは"I was born to mountain bike(マウンテンバイクをするために生まれてきた)"と若さ溢れるコメント。スターの器を感じさせました。

一方の女子はというと、21歳のロアナ・ルコントがXCOで開幕2連勝と大活躍。MTBでも若き才能が次々と開花中。

38歳グライペルが復活勝利。22歳ヘイターは名乗りをあげる勝利で気を吐いた。

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ロードレースではピドコックの1歳年上で22歳、現在は同じイネオスに所属するイーサン・ヘイターが目覚ましい活躍を始めています。ヴォルタ・アルガルベでステージ1勝、ヴェルタ・ア・アンダルシアでステージ2勝と今年だけですでに4勝。団体追い抜きでイギリスが世界選手権を制した時のメンバーで、スプリントも登りもこなせることを証明しました。

同じくヴェルタ・ア・アンダルシアで勝利を遂げたのが「ゴリラ」の愛称で親しまれる38歳のアンドレ・グライペル。直前に行われたTrofeo Alcudia-Port d'Alcudiaでクリストフを破って2019年1月ぶりの勝利を手にしており、今季2勝目です。

ちなみにグライペルが2008年にジロでグランツール初勝利を挙げた年、ヘイターは9歳。なんという年の差なのでしょう。

今年引退するはずのファンデルブルッヘン、もはや全盛期。ルドウィグが涙のWWT初勝利。

ヴェルタ・ア・ブルゴスでは、現世界女王アンナ・ファンデルブルッヘンと前世界王者アンネミエク・ファンフルーテン、新星デミ・フォレリングが三つ巴の総合争いを繰り広げました。全員がオランダ出身です。結果、総合優勝を手にしたのはファンデルブルッヘン。今年引退する現世界チャンプの強さは衰えを知りません。

また、コンスタントに一桁フィニッシュの良い走りをしながらもなかなか勝利には届かないレースが続いていたセシリーウトラップ・ルドヴィグが嬉しいWWT初勝利。感極まって涙を流しました。

ファン歓喜。デュムランがツール・ド・スイスで復帰?

 

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最後に、今月あったうれしいニュースをひとつ。ツール・ド・スイスでトム・デュムランがカムバック予定とのニュースです。無期限での活動休止を今年1月に表明していましたが、思ったよりも早くの復帰にファン歓喜。チームメイトのワウトとフォスが男女優勝を果たしたアムステル・ゴールドレースを観て、また走りたいという気持ちが湧いてきたというデュムラン。万全でなくとも、元気にレースに臨む姿が今から楽しみです。

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