世界王者バルベルデ、レース中に蜂を飲み込んでしまう
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リエージュ~バストーニュ~リエージュを目前に控え、世界王者バルベルデが記者会見で気になるコメントを残していました。レース中に「蜂を飲み込んで刺されてしまった」というのです。

アラフィリップが落車からの復調を印象づける鮮やかな勝利を遂げたフレシュ・ワロンヌ。バルベルデが過去何度も勝利しているこのレースで、事件はゴールまで50kmを残したところで起きました。

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すぐに出てくと思ったのに、やつはここを刺したんだ。

アレハンドロ・バルベルデ

バルベルデは会見で記者たちにこう言って、自分の喉の部分を指差しました。

 

正直言って相当怖かったよ。レース中に虫を飲み込みかけた事は何度もあるけど、いつもどうにか咳き込んで吐き出してたんだ。本当に飲み込んでしまったのは初めてだった。幸運にも僕は蜂の毒に対してアレルギーはないけど、それでも怖かったね。刺された部分が腫れてしまって、20分くらいの間ずっとどうなることかと心配してた。言い訳はしたくないけど、もしかしたらレースでの走りに影響があったかもしれない。もちろん全然影響なんてなかった可能性もある。

アレハンドロ・バルベルデ

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いやいや、絶対影響ありますよね。それでも11位に食い込んだのですから、伊達に世界王者ではありません。コース変更により、最後が坂ではなく平坦となり、「より予測困難となった」今年のリエージュ~バストーニュ~リエージュ。バルベルデの調子とやる気は如何ほどなのでしょうか。

 

どうなるか見てみよう。アムステルとフレシュの走りはベストなパフォーマンスじゃなかった。明日はどうなるかはわからない。そんなに悪くなるとも思わないけど、ベストな状態でもないかもしれない。

アレハンドロ・バルベルデ

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…のらりくらりと記者の質問をかわしたバルベルデでした。なかなか今シーズン勝てていないバルベルデに「アルカンシェルの呪いか?」と各メディアは囃し立てますが、来月39歳の誕生日を迎えるおじさんがアルカンシェルを着ていること自体がもはや快挙ではあります。蜂を飲み込んでもどこか飄々としているバルベルデ。今日のリエージュ、元気に頑張ってくれることでしょう。

※(2019年5月5日追記)その後、リエージュ~バストーニュ~リエージュ直前の練習で落車してしまったそうです。リエージュは途中棄権、ジロも欠場とのことです…。

参考ソース

 

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