プロトンと髭。
Photo by Adrian Betteridge on flickr

髭量最強の呼び声高いジェフェリー・スープがラ・トロピカル・アミッサ・ボンゴで優勝したのを皮切りに、アルゼンチンでは若手髭キャラ筆頭のクイン・シモンズがロングスパートで優勝、そしてムスタッシュのシモーネ・コンソンニはサウジでスプリント勝利と、世界中の髭メンが元気よく活躍中です。彼らのより一層の活躍を祈念して、プロトンで見られるさまざまな髭スタイルについてまとめました。口髭だけの控えめなタイプから、最も毛量の多いスタイルまで順に紹介していきます。

髭レベル1:ピラミダル

まずは口髭だけのパターンから。写真はコフィディスのHugo Toumire。ピラミダルと呼ばれるタイプの口髭です。

髭レベル1.5:ムスタッシュ

純粋な単語の意味で言うと上述のピラミダルもあくまでムスタッシュの一部なのですが、ふさふさになるとムスタッシュと呼ばれがちなようです。写真は2021年4kmIP世界王者のアシュトン・ランビー。MTBの父ゲイリー・フィッシャー、逃げの名手マグヌス・コルトニールセンなどもふさふさムスタッシュのイメージが強い人物ですね。

髭レベル2:ピラミダル+エプロン

あご髭を少し伸ばし、幅を口のサイズ程度にとどめたスタイルはエプロンです。デゲンコルブはピラミダルとエプロンをセットで生やしていますね。なお髭ファッションにおいてはあご髭だけ生やすパターンもあるようですが、プロトン内にはなかなかいませんでした。

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髭レベル2.5:ロワイヤル

口髭とゴーディスタイルのあごひげを合わせたのがロワイヤル写真はコフィディスのAndre Carvalhoです。コフィディスには様々なタイプの髭選手がおり、これもゲシュケ先生の影響なのかなと想像してみたりするなど。

髭レベル3:クワトロ、もしくはシャープペンシル

お洒落な髭といえばジュリアン・アラフィリップ。次に紹介するサークルとほとんど同じスタイルなんですが、口髭とあご髭をつなぎ、その間の線が細いとクワトロ(もしくはシャープペンシル)と呼ばれるようです。そのぶん丁寧なメンテナンスが必要。イネオスのダニエル・マルチネスもこのスタイルで、こまめに髭を整えています。

髭レベル3:サークル、もしくはカコミ

口髭とあご髭をつないだスタイルがさらに伸びてふさふさになると、サークルもしくはカコミと呼ばれるようになります。ペーター・サガンプリモシュ・ログリッチなど、たくさんの選手がこのスタイルで決めていますね。

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髭レベル3.5:ショートボックス

さて髭はつづいて頬にも進出。ショートボックスはサイドを整えた短めのあご髭が特徴。丸顔によく似合い、ほお骨に沿って髭に角度をつけることにより、顔を細く見せるスタイルでもあります。ナセル・ブアニダリオ・カタルドあたりがショートボックスの名手。

髭レベル4:(ミディアム)フルベアード

ショートボックスから頬の髭がふさふさに伸びてくると、(ミディアム)フルベアードスタイルが完成です。ここまでくると、いよいよ髭キャラとしての地位は確固たるものとなってきます。髭といえば投票でぶっちぎりの一位を獲得したシモン・ゲシュケが(ミディアム)フルベアードスタイル。また他に有力候補としてノミネートされたクイン・シモンズトーマス・デヘントブラッドリー・ウィギンスなどもそろってこの髭レベルに位置します。

 

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髭レベル4.5:ダックテール

さらに中央を長く伸ばし、アヒルの尻尾のような形に整えればダックテールの完成です。さすがに邪魔になってきそうですが、ジェフェリー・スープはどこ吹く風。今日も自慢の毛量で異彩を放ち続けています。

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