さて、UCIアジアツアー入門第2弾はインドネシア、カザフスタン、イランなどコアな国々が並びます。
ツアー・オブ・インドネシア(インドネシア)
WE DID IT!!! We won Tour of Indonesia 2.1. with Thomas Lebas who has shown a spectacular level. #kinanguys #kinancycling pic.twitter.com/tS7AKaksCt
— Salva Guardiola (@SalvaGuardiola) August 23, 2019
インドネシアのステージレースで2004年から開催されており、比較的東南アジア勢の活躍が目立つ大会。2019年はキナンが参戦し、トマ・ルバが総合優勝を遂げています。ツール・ド・インドネシアなのか、ツアー・オブ・インドネシアなのか、どちらか分からない問題が発生しているようです。
ツアー・オブ・アルマトイ(カザフスタン)
After Maxim Iglinskiy, Alexey Lutsenko and Davide Villela, Yuriy Natarov won the Tour of Almaty keeping the race with 100% success for Astana since it's begining, and another one of Kazakhstan's work in development. pic.twitter.com/TzkMOevqGn
— Echelons (@EchelonsHub) August 31, 2019
カザフスタン最大の都市アルマトイの名を冠したステージレース。初開催の2013年はマキシム・イグリンスキー、その後2014年から4年連続でアレクセイ・ルツェンコが総合優勝を遂げている地元カザフスタンの強豪選手が毎年活躍する大会です。昨2019年は同じくカザフスタン出身でネオプロの22歳ユーリ・ナタロフが総合優勝、将来を渇望されています。
ツアー・オブ・チャイナ(中国)
Results & Photos All Stages ?? Tour of China 2019 #TourofChina https://t.co/i9v0peWpra via @irish_cycling
— ?? ?♀️?♂️ IrishCyclingNews.com ?♂️?♀️ ?? (@Irish_Cycling) September 10, 2019
多くの中国チームが出場する中国開催のステージレースで、1995年に設立され、2002年から飯島誠、阿部良之、福島康司と日本人が3年連続で総合優勝しているレースでもあります。2012年から2つにわけて開催されている模様。2019年、Part1総合優勝は中国のコンチネンタルチームに所属するオランダ人選手Jeroen Meijers、Part2総合優勝はアジア選手権2位の中国人選手Lyu Xianjingでした。
ツアー・オブ・イラン(イラン)
#34thTourOfIran Stage 4 Podium:
1. @IgorChzhan (Vino Astana Motors)
2. @Savva_Novikov (Lokosphinx)
3. @Stasan1991 (@minskcycling) pic.twitter.com/QcvmKI7K66— IRAN Cycling News (@CyclingIRAN) October 5, 2019
イラン開催のステージレース。1986年からアゼルバイジャンで細々と開催されていましたが、2013年からイラン開催となり、2014年には1クラスに昇格して今に至ります。伝統的にはイラン選手が活躍していたものの、1クラス化に伴い近年は欧州からも多くの選手が参加し始めています。2019年総合優勝は現在CCC下部チームに所属するロシア選手、サッヴァ・ノヴィコフ。
ツアー・オブ・タイフーレイク(中国)
It's taken three second place finishes to get there, but @Dylan_Kennett has finally got win number 1 in this year's Tour of Taihu Lake, extending his overall lead.
https://t.co/wk8zSWaNsK #TourofTaihuLake #kiwicycling #roadcycling pic.twitter.com/f6ggLrMxYR— Road Cycling (@roadcycling) October 12, 2019
中国Taihu開催のステージレースで平坦基調のコースが多め。2010年に始まった比較的新しいレースですが、欧州やオセアニアから強い選手が参戦しています。2019年総合優勝は、2015年トラック世界選手権団体追い抜き優勝メンバーのディラン・ケネット(ニュージーランド)。
ツアー・オブ・ペニンシュラ(マレーシア)
マルコス・ガルシア個人総合優勝&チーム総合1位! ツアー・オブ・ペニンシュラ第5ステージ KINAN Cycling Team レポートを公開しました→https://t.co/eZhuk8HyuH pic.twitter.com/ojqyhrLZzq
— さいくるじゃむ事務局 (@Cyclejaminfo) October 23, 2019
マレー半島で開催されるのがこのツアー・オブ・ペニンシュラは、昨2019年に初めて開催されたそうです。日本からもキナンと愛三が参戦。キナンのマルコス・ガルシアが総合優勝を遂げました。
マレーシア・インターナショナル・クラシック(マレーシア)
Top 3 of the #MalaysianInternationalClassicRace: Jesse Ewart, Johan Le Bon and Lucas De Rossi pic.twitter.com/qrpuoPDlvi
— PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 (@ltdlangkawi) February 15, 2020
2020年に初開催されたワンデーレース。ツール・ド・ランカウイの翌日開催(主催者は同じ)だったため、多くの強豪チームが続けて参加していました。優勝したのはB&Bホテルズのヨハン・レボン。
ジャパンカップ(日本)
アジア最大のワンデーレースと言って良いジャパンカップ。観客の盛り上がりは本場欧州に匹敵するのではないかとの声も。1990年に宇都宮で開催された世界選手権ロードレースのメモリアルとして1992年に初開催され、過去優勝者にはキアプッチ、シモーニ、クネゴ、モーリ、ダンマーティン、バッソ、モレマなど錚々たる顔ぶれが並びます。1997年には当時の最強チームマペイに所属していた阿部良之がマウロ・ジャネッティ(現UAEチームエミレーツCEO)などの強豪選手をおさえて優勝を飾りました。
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