女子パリ~ルーベに向けてシクロクロスドリームチーム結成か。マチュー所属チームのボスが動いた。
Photo by Ronan Caroff on Flickr

女子シクロクロスドリームチームが結成

マチュー・ファンデルポール擁するアルペシン・フェニックスを率いるRoodhooft兄弟が、シクロクロス選手がロードレースで戦うためのコンチネンタルチーム、Ciclismo Mundial立ち上げにむけて準備をはじめた模様です。

Because we expect women's cycling to continue to evolve in the coming years. If you do not want to lag behind, it is necessary to be able to offer our ladies a full road program.
女子自転車レースは今後数年で発展を遂げるだろう。もし置いて行かれたくないのなら、選手達にロードレースのプログラムを提供する必要がある。

2020シクロクロス世界選手権にて圧巻のパフォーマンスを見せて新世界女王となったセイリン・デルカルメンアルバラードをはじめ、アルバラドと鍔迫り合いを繰り広げたアンネマリー・ワース、11年連続ベルギーチャンピオンであり昨シーズンまで3年連続世界女王だったサンネ・カントなど、一流の選手たちを登録していく構え。

アルペシン・フェニックスに限らず、競合であるIKO-Crelanやチーム777などの選手も候補に選ばれ、まさにドリームチームの様相を呈します。2021年シーズンから本格的に始動するチームの動向から目が離せません。

初開催に向け盛り上がりを見せる初の女子パリ~ルーベ

I think Paris-Roubaix is an iconic race, one of the races that attracts most fans in cycling and if we can attract those same fans to women’s cycling, I think it’s a really positive thing.
パリルーベは最も多くのファンを惹きつけるレースの一つで、彼らを女子自転車レースにも惹きつけることができたら、それはすごく良いことだと思う。

賛否両論いろんな意見が飛び交ったUCI発表の新しいカレンダーですが、おおむね好意的な意見ばかりだったのがこの女子パリルーベ開催の報。元世界チャンピオンのリジー・ダイグナンやアンナ・ファンデルブレッヘン、現世界女王のアネミエク・ファンフルーテンなど、ロードレースのトップ選手達も驚きとともに歓迎する旨のコメントを残しています。

シクロクロスで活躍する女子選手がロードレースでも活躍することはこれまでもよくありました。マリアンヌ・フォスしかり、ルチンダ・ブラントしかり。彼女らレジェンドに続いて、女子パリ~ルーベという新しい舞台でスターが生まれる日はもうすぐそこまで来ています。

参考ソース

 

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