短いオフ期間もつかの間2019シーズンの足音が聞こえてきています。12月はトレーニング・キャンプの季節です。トレーニングとともにメディア活動を行うのもキャンプのもう一つの目的で、先日キャンプ開始に伴い発表されたSkyのスポンサー撤退が話題になりますが、キャンプではこうしたスポンサー絡みの発表や、新ウェア、新機材、来シーズン誰がどのレースを狙うのか、といった情報が出回ります。つまり、ロードレースの1ファンであれば、オフだからといって目が離せないのがこの時期なのです。
ヨーロッパから飛び出すチームたち(ディメンションデータ、UAE)
ディメンション・データは、南アフリカの首都ケープタウンで自転車寄附活動
カベンディッシュが所属するディメンション・データは南アフリカのケープタウンで11月末に合宿を行っており、自転車を現地の小学校に寄付する様子が印象的でした。素敵なPR活動です。スポーツはいろいろな人を笑顔にするピュアなエンターテイメントであって欲しいものです。
オイルマネーの都市、アブダビでイベント参加に勤しむチームUAE
一方、チームUAEは、スポンサーであるUAEのアブダビで、10月頃にチーム・ビルディングをしていました。砂漠サイクリングイベントだったり、サーキットでの走行だったり、ユース向けのイベントだったりと、精力的にPR活動をしていましたね。このあとはスペインに移動して再びトレーニングキャンプを実施するようです。
アルプスでスキー合宿のフランス勢(AG2R, FDJ)
ロメン・バルデが所属するAG2Rは11月末にアルプスでスキー、ファットバイク、バイアスロンなどで遊んでいる模様です。同じくフランスのFDJはアルプスのChamrousseで雪合宿なるものを行っていました。フランス系チームはチーム・ビルディングのために冬山に出かけるのが定番なんでしょうか。自転車から離れ、身体の芯を鍛え、チームとしての結束を強めているのです。
こだわりの暖島、シチリア(TREK)
別府選手が所属するTREKは、イタリアのシチリア島にあるゴルフリゾートで合宿中です。バカンスの香り、極楽の香りがしますね。Wikipediaによれば、シルヴェスター・スタローン、アル・パチーノといった往年の名優たちはここシチリア島からの移民の末裔なんだそうです。渋くて格好いいおじさんを生み出す町、素敵です。
クロアチアのリゾート、フヴァル島 (バーレーン・メリダ)
一方、新城選手が所属するバーレーン・メリダはクロアチアのフヴァル島で合宿を開始。このフヴァル島は、1000を越えるクロアチアの島の中でも特に有名な島のひとつで、アドリア海を代表するリゾートアイランドとして、毎年夏になると世界中からたくさんの人々が 訪れています。
【人気・定番】スペインに向かうチーム達。
ピレネー山脈の麓の都市、ジローナ。(ユンボ)
オランダのユンボはスペインのジローナで来週から合宿を開始しています。このジローナですが、アメリカやオーストラリアなどヨーロッパの外から来た選手が欧州転戦のための拠点としていることが多い場所としても有名で、良くも悪くもレジェンドとなったランス・アームストロングも住んでいました。その交通量の少なさや温暖な気候が自転車選手を惹きつけた要因と言われています。
定番。温暖なバレンシア地方。(サンウェブ, クイックステップ, CCC, アスタナ)
多くのチームのトレーニングキャンプは、バレンシア地方で行われています。アクセスもよく、比較的温暖な気候がキャンプ地に最適なのです。今年で言えば、サンウェブとクイックステップが、Calpeという街で合宿中なのですが、昨年Cyclistにも記事が掲載されたようにプロチームのキャンプ地のメッカとして注目が集まっている様子が伺えます。クイックステップは、1月にも同じ場所で合宿を行います。一方、BMCの遺伝子を受け継ぐ新チームであるCCCはCalpeからすぐ近くのDeniaにて、またアスタナは少し離れたAlteaという街を拠点としてトレーニング・キャンプを行っています。
1番人気。マヨルカ島。(ロットソウダル, BORA, Sky)
サガンが所属するBORAは定番の合宿スポットであるマヨルカ島で合宿。新規加入のカレブ・ユアンの動向に注目が集まるベルギーのロット・ソウダル、そして先日スポンサー撤退が発表された最強チーム、チームSkyもここマヨルカ島をベースに12月、1月と2回に渡って合宿を開催します。
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