ツール・ド・フランスのリーダージャージの色は?黄色。
ジロ・デ・イタリアのリーダージャージの色は?ピンク。
ブエルタ・ア・エスパーニャのリーダージャージの色は?…赤!
なのですが、実はこの「赤」になってから今大会は10周年。そう、たったの10周年なのです。
意外と知られていないブエルタのリーダージャージの今昔
1935〜1936年⇨オレンジ
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(写真はイメージです)
1941年⇨ホワイト
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(写真はショーン・ホワイトです)
1942〜1944年⇨オレンジ
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(写真はイメージです)
1945年⇨レッド
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(写真はルーニーと競り合う岡崎です)
1946〜1950年⇨レッドにホワイトのストライプ
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(写真は吉田麻也とピンぼけの岡崎です)
1955〜1998年⇨イエロー
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(写真はイエローカードをもらって驚く岡崎です)
1999〜2009年⇨ゴールド
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(バルベルデが総合優勝を遂げた2009年が金色リーダージャージ「マイヨ・オロ」の見納めとなりました)
2010年〜⇨赤
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(記念すべきはじめての「マイヨ・ロホ」に袖を通したのは当時無敵のスプリンター、カヴェンディッシュでした)
…ということで、約85年間で色が変わった数は8回にものぼります。
スポンサーの色?
マイヨ・ジョーヌの黄色はスポンサーはエキップ紙の色だったというのは有名な話。マイヨジョーヌのスポンサーは1985年ごろから一貫してクレディ・ヨネ(LCL)というフランス系銀行なのですが、偶然か必然かLCLのイメージカラーも黄色です。
一方でマイヨ・ロホについてはスポンサーがコロコロ変わっていて、マイヨ・ロホに変わったばかりの2010年はアオラ・エナジーという会社だったのに、気づけば今はカルフールというスーパーマケットチェーンがメインスポンサーになっています。どちらの会社も赤色がロゴに配色されており、そうした事情がリーダージャージの色に反映されているのかもしれません。
参考ソース: