あなたの冒険心をくすぐる。世界のクレイジーな超耐久系イベント10選。
Photo by David Marcu on Unsplash

アイアンマンを完走して約1ヶ月。次なる目標を探しています。

アイアンマン世界選手権を目指すために超ストイックになるか。それともゆるく練習しつつランの方にシフトして、100kmマラソンでも目指そうか、サハラマラソンくらいクレイジーなイベントでも目指そうか、などと思いを巡らせています。

そこでふと思ったのが、「もっと他にもエクストリームな一般人向けのイベントってあるのでは?」ということ。

というわけで、調べてみました。世界中のエクストリームなイベント。

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ランニング系

1スパルタスロン

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スパルタスロンは、世界史で最も有名な戦いの一つ、紀元前490年の“マラトンの戦い” に由来します。古代の偉大な歴史家ヘロドトスは、アテネ軍の将軍がスパルタ軍に応援を依頼するため派遣したメッセンジャー、フェイディピデスが「出発の翌日に」アテネからスパルタに着いたとしています。
英国RAFの空軍中佐ジョン・フォーデンは、36時間以内に現代人がアテネからスパルタへの約246kmもの距離を走破することができるものだろうかと訝りました。そしてその答えを見つけ出すただ一つの方法は、ウルトラランナーである彼自身が歴史上のコースを実際に走ってみることであると考えたのです。

「実際に走ってみることであると考えたのです」って。笑

マラトンの戦いといえば、マラソンの名前の由来ともなった戦いですよね。そう、かの有名な兵士は36時間以内に246km走ってしまうスーパーマンだったのです(ゆえにこの大会の制限時間は36時間だそうです)。ちなみに、2018年に優勝したのは日本人の石川佳彦選手でタイムは22時間55分。はるかに速い…。

とういうか兵士が走った距離40kmだと思ってました。確かに考えてみれば40kmで死ぬのは不自然ですね。

参加条件:100kmレースにおいて、10時間(男性)または10時間30分(女性)で完走したことがある。など。詳しくはリンク
距離:246km
参加者:約400
完走率:60%
参加費用:600ユーロ
公式HP:https://www.spartathlon.gr/

2サハラマラソン

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″世界一過酷″と称されるサハラマラソン(モロッコ)は衣・食・住に関わる全ての物資をランナー自らが準備し、それを背負って7日間・合計約230~250kmを走るレースです。
コースとなるのはモロッコ南部のサハラ砂漠。日中は気温が40℃を超えこともある一方、明け方には14℃位まで下がります。どこまでも続く砂丘、ゴツゴツとした岩だらけの丘、時折起こる砂嵐では前が見えなくなるという状況の中を、参加者はロードブック(コースマップ)とコンパスだけを頼りに進みます。

レースの大原則として「自分の身は自分で守る。ヘルプを期待してはいけない。」そのためにも、レース前に十分な荷物を持っているか、試験を受けなければならないそうです。

参加条件:特になし?
距離:7日間・合計230〜250km
参加者:1,300人
完走率:80%
参加費用:[個人エントリー]3,100+500=3,600ユーロ[チームエントリー]3,200+500=3,700ユーロ(1人当たり)
公式HP:http://www.marathondessables.com/

3ウルトラトレイル・デュ・モンブラン

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正式名称はL'Ultra-trail du Mont-Blanc。ヨーロッパアルプスの最高峰モンブランのまわりの山々を走るトレイルランニング・レースで、すべてのトレイル・ランナーの憧れ。日本では2009年のTV放映で有名になりました。制限時間は46時間。三日間に渡る超難関レースです。

参加条件:大会作成リストにあるレースの中に出場し、一定以上のポイントを獲得する。さらに抽選。
距離:170km(標高差は約1万m)
参加者:2,300人
完走率:約70%
参加費用:250ユーロ(2018年)
公式HP:https://utmbmontblanc.com/

3南極マラソン


正式名称をAntarctic Ice Marathon。その名の通り、南極を走るレース。風速10m/s(気象庁の定義では「風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない」くらいの風)、気温-20度の世界。その強風と寒さに、あなたは耐えられますか?

参加条件:特になし?
距離:42.195km
参加者:50人(完走者)
完走率:?
参加費用:16,000ユーロ
公式HP:http://www.antarcticicemarathon.com/

4北極マラソン


正式名称はNorth Pole Marathon North Pole Camp。その名の通り、北極を走るレース。南極マラソンとは姉妹レースだそうです。たしかに、動画的には非常に似通って見えるので、出るにしてもどちらかだけでもいいかも(笑)。今回は選外としましたが、他にも火山マラソン(Volcano Marathon)、World Marathon CHallenge(7大陸全部のマラソンを走る)も姉妹レースです。

参加条件:特になし?
距離:42.195km
参加者:60人(完走者)
完走率:?
参加費用:16,000ユーロ
公式HP:http://www.npmarathon.com/

5ジャングルマラソン

Jungle Marathon Official HP(http://junglemarathon.uk/)

Jungle Marathon。その名の通り、ジャングルの中を走るコース。そのジャングルが位置するのはご存知アマゾン。沼地、アナコンダ、毒キノコ(?)…、ジャングルと聞いて思い浮かぶありとあらゆる危険があなたを待ち受けます。合言葉は”Escape from the Jungle(ジャングルから脱出せよ)”。スタート時には、コメ2kgがもらえるそうで。重そう。

参加条件:18歳以上
距離:100km(全4ステージ)、240km(全5ステージ)
参加者:40チーム
完走率:?
参加費用:5,000ユーロ(個人)、13,500ユーロ(4人チーム)など
公式HP:http://junglemarathon.uk/

自転車系

6パリーブレストーパリ


超長距離ロングライドを自己責任の上で楽しむサイクリングイベント、ブルベ。そのブルベの中でも、最高峰と位置づけられているのが4年に1度フランスのパリで開催されるパリ・ブレスト・パリ、通称PBPです。次回開催は2019年。ブルベライダーにとってのお祭りです。An Ironman is a breeze compared to this.(アイアンマンは、これに比べたらそよ風だ。)動画中でのコメントが、その過酷さを物語ります。

参加条件:BP開催年の1月から7月までの間に、200km、300km、400km、600kmのブルベを完走認定を受けること
距離:1,200km
参加者:5,000-6,000人
完走率:80%
参加費用:145ユーロ
公式HP:http://www.paris-brest-paris.org/

トライアスロン系

7ウルトラ・トライアスロン


Ultra Triathlonは世界中で行われています。その距離なんと、アイアンマンの2〜10倍。アイアンマンの10倍のUltra Triathlonは、別名Decaman(デカマン)というらしい。どんな広いところでやるんだと思って調べてみたところ、小周回をぐるぐるまわることが多いようです。動画はスイスで開催されているSwissultra。確かに、プールで泳いでいる…。

参加条件:?
距離:アイアンマン(スイム3.8km+バイク180km+ラン42.195km)の2倍、3倍、4倍、10倍。
参加者:30人くらい
完走率:80%
参加費用:$2,200(New Orleans Decamanの場合)
公式HP:http://www.iutasport.com/

8ロンドン〜パリ・トライアスロン


正式名称はEnduraman Arch To Arc ー London to Paris。ロンドンからパリまでをトライアスロン形式でつなぐチャレンジです。ホームページを見てみましたが、めちゃくちゃ辛そうです。夜の海ウェットなしで泳いでる人とかいるし。どうなっているんでしょう。動画によれば、2016年に世界新記録が樹立された模様です。60時間くらいでしょうか。スイム35kmのはずが海流の影響で60kmになってしまったり、それはもう辛そうです。笑

参加条件:?
距離:ラン140km+スイム35km(ドーバー海峡)+バイク300km
参加者:個別にチャレンジ。2018年は16名が登録。
完走率:?
参加費用:£300(Booking fee)
公式HP:http://www.enduroman.com/

アドベンチャー・レース系、その他

9パタゴニア・エクスペディション・レース


チリのパタゴニアで開催される「世界の果ての冒険レース」として名高い10日間に及ぶレース。男女を含む4人チームで挑む、超過酷なアドベンチャー。そう、もはやスポーツではなくアドベンチャーなのです。日本のアドベンチャー・レース・チーム、Team East Windが各種TV番組で紹介されて有名になりました。2016年は2位になっています。今年のレースは再来週11月17日から!
ちなみに、アドベンチャー・レース・ワールドシリーズなるものが世界各国で開催されています(パタゴニア・エクスペディション・レースは対象外)。実は日本でも開催されており、今年は30チームが参加。次回は2020年に開催予定です。

参加条件:?
距離:トレッキング、シーカヤック、マウンテンバイク、ロープアクティビティ。
参加者:20チーム(2016年)
完走率:?
参加費用:?(アドベンチャー・レース・ジャパンは1チーム20万円)
公式HP(パタゴニア・エクスペディション・チャレンジ):https://www.patagonianexpeditionrace.com/
公式HP(アドベンチャー・レース・ワールドシリーズ):https://arworldseries.com/

10アラスカ1000マイル


正式名称はIditarod Trail Invitational – Alaska。アラスカの地の犬ぞり道路をひたすら進む、いわゆる修行。自転車でも、歩行でも可能。パリーブレストーパリ以上の距離を、それよりはるかに厳しい環境で。

参加条件:560kmレースを完走していること。
距離:1,600km
参加者:11名(2018年完走者)
完走率:?
参加費用:$1,200
公式HP:http://www.iditarodtrailinvitational.com/

選外だけどクレイジーなランニング系レース

ちょっとランニング系のクレイジーなレースが多すぎたので選外にしましたが、まだまだ世界中にはおかしなレースがたくさんあります。次回は日本のクレイジーな耐久系イベントをピックアップします!

XBadwater – Death Valley, CA

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カリフォルニアのデス・バレー(死の谷)を走るウルトラマラソン。
距離:217km(獲得標高2500m)
参加者:90人
完走率:?
参加費用:$1,500
公式HP:http://www.badwater.com/

XChasqui Challenge Peru

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ペルー・アンデス山脈を走るトレイルラン。マチュピチュ遺跡に向けてインカ・トレイルを走り抜ける。
距離:160km
参加者:?
完走率:?
参加費用:$3,000以上
公式HP:https://www.andesadventures.com/run2sum.htm

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