UCIが定めているロードレースのグレードは、下から『2』、『1』、『HC』、『ワールド・ツアー』 という4段階となっていて、例えば、日本の主だったレースは以下のようなカテゴリーとなります。
ワールド・ツアー
○該当レースなし
HCクラス
○ジャパンカップ
1クラス
○ツアー・オブ・ジャパン
2クラス
○ツール・ド・熊野
○ツール・ド・北海道
○ツール・ド・おきなわ
10. サイモン・イェーツ(8勝,イギリス)
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ヴェルタを制したサイモン先生がTOP10にランクインです。この8勝、全てがステージレースでのステージ&総合優勝。3月のパリ〜ニースを皮切りに、5月のジロ、9月のヴェルタと一年間安定した成績を出した結果が数字となって現れています。
9. ピーター・サガン(8勝,スロバキア)
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今年、パリ〜ルーベ初勝利という念願の栄冠を手に入れたサガン。ツールでも3勝と相変わらずの強さを見せつけたシーズンでした。ヴェルタでは2位が4回、3位が2回と惜しいところで勝利を逃したこともあり、シーズン後半で勝利数が伸び悩み、昨年12勝、一昨年14勝に比べると勝利数だけで言えばやや物足りない結果に。来年も期待です。
8. ミハウ・クフャトコフスキ(9勝,ポーランド)
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ツール・ド・ポローニュ(ポーランド)、ティレーノ~アドリアティコ(イタリア)などの中規模ステージレースの総合優勝をかっさらったクフャトコフスキが、ライバルのサガンを抑えて9勝をあげました。
7. アルノー・デマール(9勝,フランス)
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カテゴリー『1』のTour Poitou-Charentesというレースで第1〜5ステージ全勝利+総合優勝という完全勝利を遂げた結果勝利数6を荒稼ぎ。パリ〜ニース、ツール・ド・スイス、ツール・ド・フランスのステージ勝利と、要所要所で結果を残す男が7位にランクイン。
6. フェルナンド・ガヴィリア(9勝,コロンビア)
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シーズンイン前の南米レースで4勝をあげた勢いそのままに、ツアー・オブ・カリフォルニアで3勝、ツールでも2勝と、サガンに「これからの時代のスター・スプリンター」と言わしめたガヴィリア。来シーズンでのさらなる活躍が期待されます。
5. パスカル・アッカーマン(9勝,ドイツ)
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ドイツ選手権に優勝し、ツール・ド・ロマンディやドーフィネ、ポローニュなどの中規模ステージレースでのステージ勝利やHCカテゴリーのワンデイレース勝利を積み重ね、9勝をあげた24歳のドイツの新星。昨年は0勝だったため、今年は大躍進の年と言っていいでしょう。BORAには良いタレント揃ってますね。
4. ジュリアン・アラフィリップ(12勝,フランス)
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フレシュ・ワロンヌの勝利、ツールでのステージ2勝(+山岳賞)とサガンやクフャトコフスキと同様にマルチな才能を発揮する26歳のフランスの星。そのライディングスキルの高さはサガンと双璧を成します。
3. ディラン・フルーネヴェーヘン(14勝,オランダ)
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カテゴリー『1』『HC』で10勝を荒稼ぎした上で、パリ〜ニース1勝、ツール2勝としっかり勝ちきった男が14勝をマーク。昨年のシャンゼリゼで金星をあげたオランダの若者の勢いは今年も健在でした。
2. アレハンドロ・バルベルデ(14勝,スペイン)
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2月のバレンシア一周レース(カテゴリー1)、3月のカタルーニャ一周レース(ワールドツアー)で並み居る強豪を抑えて総合優勝。シーズン中盤はカテゴリー1のレースで2勝を挙げたほかはぱっとしませんでした。しかし、その後調子を盛り返しヴェルタでステージ2勝。その勢いのまま、12回目の出場となった世界選手権で念願の初優勝。振り返れば14勝と、最強のオヤジの称号を欲しいままにしています。
1. エリア・ヴィヴィアーニ(18勝,イタリア)
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ドバイツアーでの2勝+総合優勝からはじまったビビアーニの2018シーズン。その後さらにジロで4勝、ヴェルタで4勝と、調子が衰えることなく1年間コンスタントに勝利を積み重ねたイタリアのエーススプリンターが勝利数トップに立ちました。やはり、スプリンターは波に乗ると手がつけられないですね。
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