生きる伝説フロデノが「自宅アイアンマン」で2370万円の寄付金を集める
Photo by Jürgen Maternon Wikimedia Commons

ヤン・フロデノってだれ?

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ヤン・フロデノは現役最強のトライアスリートの一人です。2008年に北京五輪のトライアスロン(スイム1.5km+バイク40km+ラン10km)で金メダルを獲得すると、その後ロングディスタンスのトライアスロン(スイム3.8km+バイク180km+ラン42.2km)に主戦場を移し、2015、2016、2019年のアイアンマン世界選手権で3度の優勝を果たした、現在38歳の生きる伝説です。

第一部:スイム&バイク。カンチェラーラ登場。

自宅にあるトレーニング用プールで3.8KMを泳ぎ終えたヤンフロデノ。バイクパートのZWIFTでは一般参加者が続々合流。そして、なんとその中にはファビアン・カンチェラーラの姿も!カンチェラーラにちゃんと飯食ってる?と聞かれたフロデノはしたり顔で「大丈夫だよ、ここにバナナケーキが丸ごとあるから!(ドーン)」

(え、その強度で走りながらバナナケーキ…?)

250-300wくらいで走りながら余裕で話せて、バナナケーキをもぐもぐ食べられるヤン・フロデノさすがです。

第2部:バイク&ラン。謎のDJ。

バイクも後半戦になり、さすがに疲れが見え始めたフロデノのまえに謎のDJ登場。苦笑いしながらもテンションが上がった様子のフロデノは無事にバイクパートを終了。軽快にランニングパートに移ります。そのペースは4分10秒/KM。フルマラソン3時間を余裕で切るペースですが、フロデノにとっては人とテンポよく会話ができる強度のようです。

第3部:ラン&感動のフィニッシュ。

そしてついにフィニッシュ!そのタイムは8時間33分39秒。さすがに疲れてる様子ですが、去年のアイアンマン世界選手権で出したコースレコードが7時間51分13秒ですから、まだまだ余裕はあるのでしょう。

さて気になるチャリティ金額は、、、200,000ユーロ!日本円にして2370万円です。スペインの医療機関で使われるマスクや防護具の購⼊など用にすべて寄付するとのことです。ちなみに上の写真に写っているのは奥さんのエマ・スノーシル。北京五輪のトライアスロン金メダリストです。あのバナナケーキをつくったのもこの方。

 

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