バルベルデが、カヴが、モスコンが勝ち、フルームは逃げに乗る。フォトフィニッシュは今年も熱い。
Photo by Hoebele on Wikimedia Commons
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逆転されるんじゃない。逆転するんだ。

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昨年のツール、最終TTで逆転を喫したログリッチ。今年初のステージレース、パリ~ニースではステージ3勝と破竹の勢いながら最終ステージで落車してまさかの総合15位転落。昨年の記憶がよみがえります。しかし、その直後行われたイツリア・バスクカントリーでは総合V。最終日にマクナルティを逆転して優勝という、これまでのログリッチとは一味違う走りを見せました。今年も強く、そして絶好調です。

さらに、逆転といえばフレッシュ・ワロンヌでのアラフィリップ。ユイの壁で早めにかけたログリッチに合わせるように後続から加速、まさにタイミングを見計らったスプリントでの鮮やかな勝利でした。

金星は、決してサプライズというわけではない。

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春のクラシック、ミラノ~サンレモ。昨年の覇者ワウトはじめ強豪そろう集団から、一瞬の牽制の瞬間を見逃さずアタックして優勝したのはストゥイヴェン。ロンド・ファン・フランデーレンではアスグリーンがマチューと共にアタックしてワウトを引き離し、さらにスプリントでマチューを下す力勝ち。勝つポテンシャルはある、と言われた強い選手たちが、大本命たちを退け金星をあげました。

さらにブラバンツペイルで金星をあげたのはトム・ピドコック。自らのアタックでレースを動かし、不利と思われたスプリントでワウトとトレンティンを破っての優勝でした。

ヴィヴィアーニが勝ち、バルベルデが勝ち、カヴが勝ち、モスコンが勝った。そしてフルームは逃げに乗った。

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昨年未勝利に終わったヴィヴィアーニがCholet - Pays de la Loireで勝利、同じく昨年未勝利に終わったバルベルデがGran Premio Miguel Indurainで勝利。まだまだ勝てることを証明。さらに、カヴェンディッシュがツアー・オブ・ターキーでジャスパー・フィリプセンらを相手どり2018年ぶりの勝利。終わってみればステージ4勝と全盛期のごとく勝利を量産しました。また、モスコンがツアー・オブ・アルプスでステージ2勝と、同じく2018年ぶりの勝利。やんちゃな男たちが復活ののろしを上げました。

一方、いまだ勝利から遠ざかってしまっているのがフルームです。ツアー・オブ・アルプスでは逃げに乗るなど新たな一面を見せましたが、まだまだ本調子には遠い様子。しかし、あのフルームがこのまま終わってしまうとはとても思えないのです。

チームが変わっても、彼女たちの強さは変わらない。

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チームが変わって勝てなくなる選手がいるのも事実ですが、彼女たちにはそんなことは関係なさそうです。

まずCCCから今年ユンボ・ビスマに移籍した、マリアンヌ・フォス。ヘント〜ウェヴェルヘムとアムステルゴールドレースでは、男子チームのワウトと共に男女レースダブル優勝を達成。

さらにミッチェルトン・スコットからモビスターに移籍したファンフルーテン。ドワース・ドール・フランデーレンとロンド・ファン・フランデーレンで狙いすましたかのように連続優勝をさらっていきました。

また今シーズン女子レースで猛威を振るうのがBOELSの系譜を継ぐSDワークス。2017世界チャンピオンのブラークがストラーデ・ビアンケで、2018/現世界チャンピオンのファンデルブレッヘンがフレッシュ・ワロンヌで、若手のフォレリングがリエージュ~バストーニュ~リエージュで優勝と、ビッグレースごとに異なる選手が活躍する最強チームの様相を呈しています。

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今年も始まりました。写真判定の熱い戦い。


まず話題になったのがブラバンツペイル女子でのウィンダーVSフォレリング。ガッツポーズをしたフォレリングに対し、ハンドルを投げ出したウィンダーが逆転優勝。一方でフォレリングは続くリエージュ~バストーニュ~リエージュで大きな勝利を手に。悔しさを晴らす喜びの涙を流しました。


同じく超僅差の写真判定となったのが、アムステルゴールドレースでのピドコックとワウトのスプリント。前哨戦ブラバンツペイルで辛酸をなめたワウトが、前輪が宙に浮くほどの必死のハンドル投げで今回は辛くも勝利を収めました。

4月も総じて熱かったロードレース。これはあくまで蛇足ですが、ロードレースを観ていると思うのです。旅がしたい、と。バスクとかトルコで、どうでしょうみたいな旅がしたい。ロードレースを観ている「から」なのかどうかはさておき、そう思うのです。

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