ボーネン、カンチェ、コンタドール、ウィギンス…。引退したあの名選手たちの現在を追ってみた。
Photo by Jeri Peier on Wikimedia Commons

先週のこと。

元トップスプリンターのタイラー・ファラーが消防士になったという記事がロードレースファンの間で共感を呼び、少し話題になりました。

そこで、今回は引退した選手たちの「その後」を追ってみる企画。

まずは3-4年前に引退した説明不要のレジェンドたちの現在を見てみましょう。

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トム・ボーネン(2017年引退)

「カムバックも有り得る」とうそぶいて今年初め若干メディアをざわつかせた「トルネード・トム」ことボーネン。ロンド3勝、パリルーベ4勝、世界選手権優勝をはじめ数々の勝利を総なめにしてきたボーネンですが、いろいろやってるみたいです。

引退直後には、ロット・スーダルに技術アドバイザー兼アンバサダーとしてジョイン(しかし一年で離脱)。TVやラジオ出演といった仕事ももちろん、現在はカーレーサーとしても活躍中で、2019年は国内シリーズのBelcarやヨーロッパシリーズのNASCARで走っているんだとか。どうやらTom Boonen Racingなる自分のチームも立ち上げた模様。自転車選手って車好き多いですよね。ボーネンはレーサー姿も似合います。

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ファビアン・カンチェラーラ(2016年引退)

ボーネンとの熱い戦いを幾度となく繰り返したのが「スパルタクス」。パリ~ルーベ、ロンドそれぞれ3勝、TT世界選手権4勝、そして引退最後のレースリオ五輪のTTも自身2度目の優勝で有終の美を飾るなど、弱かったところをほとんど見たことのないカンチェラーラ。

現在は様々な事業に関わっています。例えばCHASING CANCELLARA。TT&グランフォンド形式で自身とともに走れるイベントを立ち上げ、ヨーロッパ各国を走り回っているようです。また、スイスの自転車シューズメーカーSupletshoes、ウェアメーカーのGORE® WEAR、ヘルメットメーカーのABUS、アナログスピードメーターOMATAなど、様々な製品の開発やマーケティングにもかかわっています。広告塔としての役割がかなり大きいとは思われますが、そうした活動に傾倒する姿勢にカンチェラーラの研究肌な一面がうかがえますね。

↓はChasing Cancellaraの紹介動画。

アルベルト・コンタドール(2017年引退)

ジロに2度、ツールに2度、ヴェルタに3度と計7つのグランツール優勝を積み重ね、その積極的なレーススタイルで人気を一身に集めたコンタドール。

カンチェラーラと同じく、コンタドールもTV出演アンバサダーとしての仕事はもちろん、自身の名前がつくグランフォンドイベントを開催しているようです。長年のライバル、イバン・バッソと協力してKometa Xstra Cycling Teamのマネジメントとしての活動にも精を出しています。同チームへは既にプロトタイプ(?)を供給しているようですが、新たにフレームメーカーを立ち上げ。その名もA _ _ _ _ BIKES.。今年、満を持して一般販売を開始予定。

↓はA _ _ _ _ BIKES.を操るコンタドールの写真。どんなプロダクトなのか、ちょっと気になるところです。

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ブラッドリー・ウィギンス(2016年引退)

オリンピックで4つの金を含む7つのメダルを獲得、世界選手権でも8つの金を含む15のメダルを獲得(トラックおよびロード個人TT)。イギリス人として初めてツール総合優勝を成し遂げ、一つの時代をつくったのがウィギンス。

引退直後はローイング(ボート)のオリンピック選手になろうするものの歳もあり断念。その後はTV番組のコメンテーターやポッドキャストのパーソナリティとしても活動。ツール期間中はモトカメラに帯同しての取材も。一風変わったキャラクターでお茶の間で話題になりました。そして今は仕事の傍ら、ソーシャルワーカーになるためOpen Universityで勉強中。「人の役に立ちたい」とはさすがサー・ブラッドリー・ウィギンス。

↓ちなみに、コメディにも出演中。

最後に

彼らが引退して、まだ3-4年しかたってないんですね。。ついこの間のことのような、まるで遠い昔のようなことのような。

今回紹介したのは、働かなくてもいいほど稼いだと思われるトップ中のトップ選手たち。自分がやりたいことを好きなようにやっている姿が印象的ですね。

今度気が向いた時には、もっと一般的な(といってもモンスターですが)選手達のその後の人生を簡単に紹介できればと思います。

参考ソース

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