人気者な選手はだれ?UCIプロツアー・Twitterランキング
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【TOP10】UCIプロツアー選手のTwitterフォロワー数(2018年時点)

フィリップ・ジルベール(ベルギー、フォロワー:23万)
自転車王国ベルギーの英雄、漢(おとこ)・ジルベール


そのアグレッシブな走りで観客を魅了するベルギーのパンチャー。2010年ごろは激坂のスプリントで無敵の強さを誇りクラシックレースを総なめにして、2012年には世界選手権優勝を成し遂げました。しかし翌シーズン以降は「アルカンシェルの呪い」とも呼ばれた不調にあえぎ、大きな勝利から遠ざかってしまいます。2017年のロンド・ファン・フラーンデレンで復活の勝利を遂げ、ベルギーを沸き立てました。

主な戦績:
世界選手権個人ロード (2012)
ツール・ド・フランス 区間通算1勝
ジロ・デ・イタリア 区間通算1勝
ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算4勝
パリ〜ツール (2008,2009)
ジロ・ディ・ロンバルディア (2009-2010)
アムステルゴールドレース (2010,2011,2014,2017)
フレッシュ・ワロンヌ (2011)
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ (2011)
クラシカ・サンセバスティアン (2011)
ロンド・ファン・フラーンデレン (2017)
マルセル・キッテル(ドイツ、フォロワー:25万)
現役UCIプロツアー選手No.1イケメン、ドイツのマッチョ・スプリンター


誰もが認めるイケメンであると同時に、誰もが認めるスプリント力の持ち主。質実剛健な選手が多いドイツ自転車界において、際立って華のある存在です。加速度が要求されるスプリントでは弱さも見せるものの、超高速スプリントでは誰も勝てないといわれている最強のスプリンターです。

主な戦績:
ブエルタ・ア・エスパーニャ 通算1勝
ツール・ド・フランス 通算14勝
ドバイ・ツアー 総合優勝(2016,2017)
ツアー・オブ・カリフォルニア 区間優勝
ティレーノ〜アドリアティコ 通算2勝

ゲラント・トーマス(イギリス、フォロワー:41万)
2018年ツール優勝、フルームの影に隠れていたイギリスの天才G


トラック競技の団体追い抜きからロードに転向し、めきめきと頭角を現しました。ウィギンス、カヴェンディッシュ、フルームの影に隠れ続けてきましたが、ロードレースに本格的に取り組む以前からその才能は折り紙付きで、他チームであればすぐにエースと言われ続けてきた存在でした。2018年、期せずにやってきた人生最大のチャンスをものにして、一躍スターダムに上り詰めました。

主な戦績:
オリンピック団体追抜 2008、2012
世界選手権 団体追抜 2007-2008、2012
ツール・ド・フランス総合優勝 2018
ツール・ド・フランス区間通算3勝
クリテリウム・デュ・ドーフィネ 2018
パリ~ニース 2016
アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、フォロワー:43万)
2018年世界選手権チャンピオン。攻撃的な走りが売りの愛すべきハゲオヤジ。


2018年、齢38にして自身初の世界選手権勝利にベテランファンが涙しました。その攻撃的な走りのスタイルに憧れをもつファンが多く、出場したすべてのレースで安定した成績を叩き出すタフガイであると同時に、アシストをするはずが自分のために走ってしまったりする自由人でもあります。

主な戦績:
世界選手権個人ロードレース 2018
ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝 2009
区間通算11勝
UCI プロツアー総合優勝 2006,2008
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ 2006,2008,2015,2017
ドーフィネ・リベレ 2008-2009
フレッシュ・ワロンヌ 2006,2014,2015,2016,2017
クラシカ・サンセバスティアン 2008,2014
ツール・ド・フランス 区間通算3勝
ヴィンツェンツォ・ニバリ(イタリア、フォロワー:57万)
ツール・ジロ・ヴェルタすべてに勝利。自転車王国イタリアの期待を一身に背負うエース


その鋭いアタックから、「海峡のサメ」の異名を持つイタリアのエース。陽気なイタリア人の中にあって、静かで謙虚であると言われている彼にはファンが多く、かつてはイバン・バッソをアシストとして支え、彼を超える選手として成長を遂げました。

主な戦績:
ツール・ド・フランス総合優勝 2014
ツール・ド・フランス区間通算5勝
ジロ・デ・イタリア総合優勝 2013, 2016
ジロ・デ・イタリア区間通算5勝
ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合優勝 2010
ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算2勝
ティレーノ〜アドリアティコ 2012・2013
ジロ・ディ・ロンバルディア 2015・2017
ミラノ〜サンレモ 2018
ピーター・サガン(スロバキア、フォロワー:89万)
2015-2017年世界選手権チャンピオン。走りとスタイルで異彩を放つプロトンのロックスター。


世界選手権3連覇という前人未到の偉業を達成したサガン。スプリント、急坂、石畳、、どんなコースプロファイルにも適応してしまう才能の持ち主です。肘でカヴェンディッシュを倒した疑惑でツールから途中で追放される、突然リオ五輪でMTB代表として出場を表明するなど、話題が絶えないという面でもスター性を遺憾なく発揮するタイプでもあります。

主な戦績:
ロンド・ファン・フラーンデレン 2016
パリ〜ルーベ 2018
ツアー・オブ・カリフォルニア 2015
ヘント〜ウェヴェルヘム 2013、2016、2018
ツール・ド・フランス 区間通算11勝
ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算4勝
世界選手権 個人ロード 2015, 2016, 2017
ナイロ・キンタナ(コロンビア、フォロワー:100万)
ジロ、ヴェルタを総合優勝。コロンビアが生んだ小さな巨人


近年のロードレース界にコロンビア旋風を巻き起こしている、その中心選手がこのキンタナです。小柄な体格を生かして、フルームと山で唯一戦えるのはキンタナだけと言われてきました。

主な戦績:
ジロ・デ・イタリア 総合優勝 (2014)
ジロ・デ・イタリア 区間通算3勝
ツール・ド・フランス 総合2位 (2013, 2015)
ツール・ド・フランス 区間通算2勝
ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合優勝 (2016)
リゴベルト・ウラン(コロンビア、フォロワー:120万)
コロンビアのロードレース人気を高めた先駆者、地元ではもはやレジェンド


グランツール総合優勝など金字塔的な成績がないながらも、圧倒的なフォロワー数を誇るのがリゴベルト・ウランです。SNSでの情報発信はもちろん、コロンビアで自らの名を冠したサイクリングイベントを開催するなど、その影響力はプロトンNo.1なのかもしれません。選手としてももちろん一流で、クライマーの多いコロンビア選手の中で、TTも速いオールラウンダーでもあります。

主な戦績:
ジロ・デ・イタリア 総合2位(2014)
ジロ・デ・イタリア 区間通算2勝
ツール・ド・フランス 区間優勝
マーク・カベンディッシュ(イギリス、フォロワー:140万)
ツール区間通算30勝。Sky創成期にウィギンスと双璧をなし、誰も勝てないと言われた最強スプリンター


かつて名を馳せた名スプリンターたちを一網打尽にしたのがこのカヴェンディッシュです。スプリンターの第一線で戦い続けた彼がツールで今まで積み上げた勝利の数はなんと30。偉大なるエディ・メルクスの最大勝利数34にあと4と迫っています。

主な戦績:
世界選手権 個人ロードレース (2011)
世界選手権 マディソン (2005, 2008, 2016)
ミラノ〜サンレモ (2009)
ツール・ド・フランス 区間通算30勝
ジロ・デ・イタリア 区間通算15勝(他TTT 2勝)
ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算3勝(他TTT 1勝)
クリス・フルーム(イギリス、フォロワー:150万)
強すぎる王者。アフリカ生まれのイギリス人チャンピオン


言わずとしれた現役最強のライダーで、TTも一番速ければ、上りも一番速いのがこの男。今年はジロの疲れもあってかゲラント・トーマスに王座を明け渡したものの、実績としてはフルームの横に並ぶものはいないというのが、誰もが認めるところです。その強さ故に、「レース展開が読めてしまってつまらない」とアンチも多いですが、その批判を真正面から受け止め、真正面から勝負して圧倒的に勝つのが彼のスタイルでもあります。今オフはコロンビアに出かけて、ウラン主催のイベントに出るなどエンジョイしている様子。

主な戦績:
ツール・ド・フランス 総合優勝(2013,2015,2016,2017)
ツール・ド・フランス 区間通算7勝
ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合優勝(2017)
ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算5勝
ジロ・デ・イタリア 総合優勝 (2018)
ジロ・デ・イタリア 区間通算2勝

【完全版】10万人以上のフォロワーがいるUCIプロツアー選手

1位はサガンでしょ!と思っていたのですが意外にもフルームでした。嫌われてそうでも、ちゃんと応援されてるんだなってなぜか安心しましたのは私だけでしょうか。そしてやはり注目すべきはコロンビア勢。ウランやキンタナは、もはや全盛期のパフォーマンスを発揮できていないものの、その影響力は未だ健在です。新星コロンビアン・スプリンター、ガビリアも66%増の12.5万フォロワー。来シーズンにも期待です。

名前 Twitter
アカウント
国籍 フォロワー
(2018年1月時点)
フォロワー
(2018年11月時点)
増減
(%)
クリス・フルーム @chrisfroome イギリス 1,448,718 1,502,979 4
マーク・カベンディッシュ @MarkCavendish イギリス 1,430,148 1,419,560 -1
リゴベルト・ウラン @UranRigoberto コロンビア 1,073,100 1,192,005 11
ナイロ・キンタナ @NairoQuinCo コロンビア 892,632 1,034,832 16
ピーター・サガン @petosagan スロバキア 818,658 890,290 9
ヴィンツェンツォ・ニバリ @vincenzonibali イタリア 546,765 568,921 4
アレハンドロ・バルベルデ @alejanvalverde スペイン 391,485 426,404 9
ゲラント・トーマス @GeraintThomas86 イギリス 354,084 410,023 16
マルセル・キッテル @marcelkittel ドイツ 238,710 245,860 3
フィリップ・ジルベール @PhilippeGilbert ベルギー 214,625 232,842 8
エステバン・チャベス @estecharu コロンビア 186,825 223,353 20
アンドレイ・アマドール @Andrey_Amador コロンビア 201,781 207,261 3
ウィナー・アナコナ @wian88 コロンビ 172,055 206,947 20
トム・デュムラン @tom_dumoulin オランダ 188,086 187,980 -0
バウク・モレマ @BaukeMollema フランス 176,479 186,100 5
アンドレイ・グライペル @AndreGreipel ドイツ 169,519 176,147 4
ハルリンソン・パンタノ @jarlinsonpantan コロンビア 127,583 152,558 20
トニー・マルティン @tonymartin85 ドイツ 152,178 146,878 -3
タイラー・フィニー @taylorphinney アメリカ 146,485 146,482 -0
 リッチー・ポート @richie_porte オーストラリア 135,018 144,082 7
ロベルト・ヘーシンク @RGUpdate オランダ 136,431 136,566 0
ラウレンス・テン・ダム @laurenstendam オランダ 126,034 127,761 1
 フェルナンド・ガビリア @FndoGaviria コロンビア 75,388 125,313 66
マーク・レンショー @Mark_Renshaw オーストラリア 129,734 125,031 -4
ミハウ・クフャトコフスキ @kwiato ポーランド 108,523 123,414 14
ダニエル・マーティン @DanMartin86 アイルランド 106,410 121,664 14
サイモン・ゲランス @simongerrans オーストラリア 121,285 120,222 -1
グレッグ・ヴァン・アーベルマート @GregVanAvermaet ベルギー 107,692 117,535 9
ニコラス・ロッシュ @nicholasroche アイルランド 115,371 113,666 -1
ニキ・テルプストラ @NikiTerpstra ベルギー 101,547 108,172 7
ロメン・バルデ @romainbardet フランス 87,209 103,675 19
ラース・ボーム @lars_boom オランダ 102,710 101,927 -1
ズデネク・スティバル @zdenekstybar チェコ 100,145 101,445 1

【厳選】フォロワー数10万人もいないけど、要注目な選手たち。

コロンビア期待のスーパールーキ・ベルナル、フランスの新星・アラフィリップなど、今年活躍した若手選手が軒並みフォロワー数を伸ばしています。そして、我らが別府選手と新城選手には他エース各選手に劣らないフォロワー数がおり、日本におけるロードレース人気、もしくはSNS人気が反映されていると言えるでしょう。

名前 Twitter
アカウント
国籍 フォロワー
(2018年1月時点)
フォロワー
(2018年11月時点)
増減
(%)
ティボー・ピノ @ThibautPinot フランス 78,656 86,114 9
別府史之 @Fumybeppu 日本 72,347 73,387 1
新城幸也 @YukiyaArashiro 日本 71,320 72,962 2
ジョン・デゲンコルブ @johndegenkolb ドイツ 61,658 64,763 5
ルイ・コスタ @RuiCostaCyclist ポルトガル 65,527 64,600 -1
ジュリアン・アラフィリップ @alafpolak フランス 40,770 62,315 53
ファビオ・アル @FabioAru1 イタリア 57,535 60,762 6
エガン・ベルナル @Eganbernal コロンビア 12,290 56,998 364
ミケル・ランダ @MikelLandaMeana スペイン 33,882 43,811 29
アレクサンダー・クリストフ @Kristoff87 ノルウェー 41,946 43,021 3
マイケル・マシューズ @blingmatthews オーストラリア 26,999 26,684 -1

【番外編①】引退したレジェンドたち

アームストロングは、その歯に衣着せぬ物言いで大人気の様子。現役の選手よりも圧倒的なフォロワー数がいます。もちろん、コンタドールも大人気。

名前 Twitter
アカウント
国籍 フォロワー
(2018年11月時点)
ランス・アームストロング @lancearmstrong アメリカ 3,404,353
アルベルト・コンタドール @albertocontador スペイン 1,487,594
ファビアン・カンチェラーラ @f_cancellara スイス 522,524

【番外編②】セレブのTwitterフォロワーは1億を超える

いくらランスがすごいといっても、ケイティー・ペリーやジャスティン・ビーバー、オバマ元大統領など本当のセレブはフォロワーが1億を超えてきます。スポーツ選手でいえば、クリスティアーノ・ロナウドの7500万フォロワーが最高。つづいて、バスケ選手、クリケット選手と続きます。インドのクリケット人気はすごいと聞いていましたが、どうやら本当のようです。

名前 Twitter
アカウント
国籍 フォロワー
(2018年11月時点)
備考
Katy Perry @katyperry
アメリカ 106,909,814 最もフォロワー数が多い女性アーティスト
Justin Bieber @justinbieber アメリカ 104,578,471 最もフォロワー数が多い男性アーティスト
Barack Obama @BarackObama アメリカ 103,328,997 最もフォロワー数が多い政治家
Cristiano Ronaldo @Cristiano ポルトガル 75,566,143 最もフォロワー数が多いサッカー選手
Bill Gates @BillGates アメリカ 46,037,886 最もフォロワー数が多い事業家
LeBron James @KingJames アメリカ 41,734,462 最もフォロワー数が多いバスケ選手
Sachin Tendulkar @sachin_rt インド 27,518,333 最もフォロワー数が多いクリケット選手
有吉弘行 @ariyoshihiroiki 日本 7,026,358 最もフォロワー数が多い日本人

参考

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Twitterでもタイムリーにつぶやいてます