今注目のシクロクロス女子8選手。現女王アルバラードはMTBとロードへの積極挑戦表明!
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前回記事の男子シクロクロス選手紹介に続き、今回は女子編。

なんといっても注目は「2024年パリ五輪まではシクロクロス、マウンテンバイク、ロードバイクすべてに取り組む」とCyclingtipsのインタビューで答えたセイリン・デルカルメンアルバラード。今シーズンはロードレースでこそ目立った成績はなかったものの、MTB世界選手権U23で3位とマルチに活躍する地盤を整えつつあります。今後数年間は話題の中心になりそうなこの若きスター選手と、そのライバルたちを合わせて8人紹介。

セイリン・デルカルメンアルバラード(オランダ)

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現世界チャンピオンのニューカマー。ドミニカ共和国出身で5歳の時にオランダに移住しました。2018-2019シーズンにオランダ国内選手権U23と欧州選手権U23を制覇し、ワールドカップとスーパープレステージュのU23年間タイトルを獲得。翌2019-2020年に2年連続で欧州選手権U23を制するとともにエリートに本格参戦、王国オランダの国内選手権と世界選手権というダブルタイトルに加え、ワールドカップとスーパープレステージュの年間総合優勝も手にしました。瞬く間にトップ選手となった台風の目は、今シーズンも欧州選手権を制し絶好調です。

ルシンダ・ブラント(オランダ)

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アルバラド台頭前の2シーズンは”ほぼ世界選手権”のオランダ国内選手権2連覇。2013、2015年にはロードでもオランダチャンピオンとなっています。直近のスーパープレステージュ2戦をアルバラードを破って連続勝利。世界タイトルこそまだ手にしていないものの(直近3シーズンは3位→2位→3位)、アルバラードと共に今最も勢いのある選手です。

アンマリー・ワースト(オランダ)

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2018-2019シーズンの欧州チャンピオン。昨シーズンはワールドカップで3勝してシーズンタイトルも手にしました。昨世界選手権はアルバラード、ブラントと三つ巴の争いを繰り広げて2位。今シーズン欧州選手権ではまたもやアルバラードの後塵を拝して2位。

サンヌ・カント(ベルギー)

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最強の名をほしいままにしてきた女王。2017-2019年に3シーズン連続で世界選手権に勝利。欧州選手権でも過去3度優勝し、ベルギー国内選手権に至っては2010年から2020年まで負けなしの11連勝。昨シーズンはオランダ勢の台頭により苦戦を強いられ、今シーズンは巻き返しが期待されています。

ヤラ・カステリン(オランダ)

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最強軍団オランダの一角を占める23歳の新鋭。飛躍の一年となった昨シーズンは、欧州選手権タイトルをはじめ、スーパープレステージュ1勝、DVVトロフェー1勝など各レースで安定した走りをみせました。

デニセ・ベッツェマ(オランダ)

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ドーピング検査陽性による出場停止から昨シーズン後半に復帰。今シーズンは序盤から各レースで表彰台に食い込み好調を保っています。

マガリー・ロシェット(カナダ)

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欧州では苦戦する場面も多いが、オフロード種目全般が盛んな北米で活躍する現カナダチャンピオン。昨年はアメリカ・アイオワで開催されたワールドカップで1勝をあげました。

ケイティ・コンプトン(アメリカ)

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過去15回(!)アメリカチャンピオンのタイトルを獲得している42歳のレジェンド。世界タイトルこそないものの、長く第一線で活躍し続けている。アメリカ・アーカンザスで開催される2022年世界選手権まで現役続行の意思を表明しており、今年もその走りから目が離せません。

 

男子編はこちらです!

 

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