アジアがなんだかアツいらしい。UCIアジアツアー入門。
Photo by Fukumoto on Wikimedia Commons

昨年から今年にかけて、例年になく注目されたUCIアジアツアーという存在。TVの解説・ゲストの皆さんの話を聞いたり、現役日本人選手のブログなどを読んだりしているうちに、いろいろな意味で面白そうだなと興味が収まらず。「来年に向けアジアツアーについてもっと知っておこう!」ということで2019年時点でカテゴリー1以上のレースを調べてみました。

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サウジ・ツアー(サウジアラビア)

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サウジってアジアツアーにはいってくるんだ。そう思ったのは私だけではないはず。1999年に創立されてから不定期で行われていたこのレース、20年目の今年が久しぶり(第5回目)の開催でした。今年はスプリンター向けのステージが多く、バーレーン・マクラーレンのバウハウスが総合優勝。

ツアー・オブ・オマーン(オマーン)

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オマーンも実はアジアツアー。2010年から開催しており、山岳コースやTTも設置されているオールラウンダー向けレース。豪華な選手が出場することもありシーズン本格始動前の時期に最も注目度の高いレースの一つです。2018ー2019年はルッエンコが連覇。2020年は国の指導者Sultan Qaboos bin Saidが他界したためキャンセルとなりました。

ツール・ド・台湾(台湾)


1994年に初開催され、紆余曲折を経て2003年からは毎年開催されている歴史ある大会。2018年には新城幸也がナショナルチームの一員として総合優勝した大会でもあります。2020年はコロナ禍でのロックダウン直前に開催され、ブリッジレーンの二コラ・ホワイトが総合優勝しています。チーム右京と宇都宮ブリッツェンも参加しました。

ツアー・オブ・タイランド(タイ)


2006年から毎年開催。今年はBike Aid(ドイツ)以外は全部タイのチームという異例な大会となりました。2019年にはキナン、チーム右京、インタープロサイクリングが参加。2014ー2015年と中島康晴が総合連覇、2018年は入部正太郎がステージ優勝をあげています。

ツール・ド・ランカウイ(マレーシア)

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出場チームの豪華さからアジア最高峰のステージレースの一つに数えられるツール・ド・ランカウイ。首相肝入りのプロジェクトとして始まった大会で、初開催の1996年から欧米や南米の強豪チームを積極的に誘致してきました。2020年は中根英登が念願のステージ優勝。愛三と宇都宮ブリッツェンも参加し、増田成幸が総合5位となっています。総合優勝はマレーシアのチーム・サプラ・サイクリングのイタリア人選手、ダニロ・セラーノ。

ツアー・オブ・ジャパン(日本)

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皆さんご存じTOJ。1996年よりほぼ毎年開催され、ランカウイと並んでアジアの中でも伝統あるステージレースです。2019年総合優勝は当時ブリッジレーンに所属していたクリス・ハーパー。今年はユンボ・ビスマに移籍し、コンチネンタルチームから一段飛ばしでワールドツアーへのステップアップを果たしています。日本チームの総合系選手にとっては一つの大きな目標であり、2016-2017年はチーム右京のオスカル・プジョル、2018年はキナンのマルコス・ガルシアが総合優勝を飾っています。

ツール・ド・コリア(韓国)


2001年から開催されている老舗大会。山岳三昧になったり平坦三昧になったりするステージレースで、2014年は今年のヴェルタでブレイクしたヒュー・カーシー(当時19歳)が、2015年はカレブ・ユアン(当時20歳)がそれぞれ総合優勝という謎のリザルト。昨年の総合優勝はツールド北海道でも総合優勝したフィリッポ・ザッカンティ(当時NIPPOヴィー二・ファンティー二、現バルディアー二CSF所属)。日本からもチーム右京とキナンが出場しました。

ツアー・オブ・チンハイレイク(中国)


2002年に創設され、以後毎年ツールの裏で開催されてきたレース。高地開催ということで近年は南米勢の活躍が目立ちます。13ステージ程度のレースで、グランツール以外では最も長いステージレースのひとつ。2019年はコロンビアのコンチネンタルチーム、メデジン所属の35歳ロビンソン・チャラプッドが総合優勝しました。

つづく!

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