Gトーマス、3日連続36時間チャリティ・ライドで4600万円の寄付金を集める
Photo by Nicola on Wikimedia Commons

2018年のツールドフランス覇者、Gトーマスが4月15日から17日の3日間連続で12時間、計36時間におよぶチャリティライドをオンラインで実施。360,000ポンド、日本円にして約4600万円の寄付金を集めました。

1日目のもぐもぐタイム。

こちらが3時間経過の様子です。自宅のガレージで地元ウェールズのウェルシュ・ケーキをほおばるG。ケーキのほかにもライス、チキン、ブラウニー、クッキー、ベーコンサンドイッチ、そして何杯ものコーヒーを補給しながら長い道のりを走り続けます。zwiftには数千人ものサイクリストがジョイン。

2日目。近所の子供からのプレゼントとお疲れなG。

長かった2日目が終了。近所の子供からのかわいい絵をプレゼントされたそうで、その子供たちもお小遣いを寄付してくれたんだと喜んでいます。ただ顔には隠し切れない疲労が。目が泳いでいますが大丈夫でしょうか。

最終日を終えて。東京大阪往復オーバー。

先日もらった近所の子供たちの絵をバックに掲げ、3日目も黙々と走り続けるG。そして19時半。3日目も無事完走!その距離はなんと1,220km(AVG約34km/h)!キャノンボール(東京⇒大阪)が550kmですから、東京大阪を往復した後にさらに勢い余って宇都宮まで行ける距離です。無事完走したGの祝杯の様子がこちらですが、だいぶ老けています。本当にお疲れさまでした。

「2日にしておけばよかった(笑)」

12時間という超長丁場を終えて「本当にきつかった」と振り返るG。

"The longest ride I have done on the road is eight hours and 20 minutes in a group and that was with a coffee stop. On a turbo the longest was three hours and there is a lot of difference from that and riding outside where you have the scenery and downhill. Here I am just in my garage."
今までで一番長かったライドは8時間20分のグループライド(コーヒー休憩付き)。トレーナーでは3時間が最長だね。外で走るときは景色も変わるし下りもあるけど、今回はずっとガレージの中だ。

5万ポンド程度集まれば上出来と思っていたというGは、その7倍以上にもなる予想外の反響に驚きつつ、寄付者に感謝を伝えました。

"It is easy to do a little video and say thanks and how much it means but I wanted to contribute. I needed to have some sort of challenge to get people to donate. Part of me is thinking maybe I could have just done the two 12 hours rather than three but it has been great.
拙訳:ビデオを撮って(医療従事者の皆さんに)ありがとうと伝えることもできたけど、そんな簡単じゃない貢献がしたかったんだ。人々が寄付のアクションを起こしてくれるように、何かチャレンジする必要があった。3日じゃなくて2日だけにしておけばよかったとも思うけど、素晴らしかったよ。

ちなみに寄付はまだまだ受付中。寄付金はNHS(National Health Service;国民保健サービス)に贈られるということです。

https://www.gofundme.com/f/GsNHSZwiftShifts

このチャリティ・ランにはウェールズ・ラグビー界のレジェンド、シェーン・ウィリアムズ氏も参加。インスパイアを受けたウィリアムズ氏は来週、彼自身のチャリティ・サイクル・チャレンジを企画。協力の輪が広がっています。

参考ソース

 

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