去年バズったあのインタビューの彼女は何者?ハッピーなセシリーウトラップ・ルドヴィグの横顔
Photo by Hoebele on Wikimedia Commons

セシリーウトラップ・ルドヴィグ。

この名前を聞いてピンと来た人は正直あまりいないんじゃないかと思います。ピンと来たとすれば、きっとあなたは相当なロードレースマニア。

でもこのインタビュー映像を見たら、ああこのインタビューの人か!と思い出す人もいるかもしれません。そう、「2019年、(たぶん)最もハッピーなインタビュー」として名高いあの彼女のことなのです。

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「ハッピーな死んだ魚」インタビュー


文にするとこのキャラクターの感じが消えちゃいそうなんですが、端折っていうと「観客がめっちゃいて、みんなすごい応援してくれるからフルガスで勝負して超楽しかった!最後は死んだ魚みたいになったけどね!ハッピーな死んだ魚にw」ってことを言ってます(訳下手)

で、セシリーのリザルトはどうだったかというと、優勝でなくて3位。それなのにこのテンションだったから、世界のロードレースファンが「やっぱロードレース最高!」といいねを連打したんですね。「彼女が出るレースではリザルト関係なくインタビューして!」と冗談交じりのリクエストがあったくらい。

スーパーのレジからロードレースの表舞台へ

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(2012年ジュニア世界選手権個人TTで2位)

そんなセシリーは、生まれも育ちもデンマークの24歳。子供のころに水泳から転向して自転車に乗り始めた彼女は、週末にパーティーに行かずにシクロクロスのレースに出かけるちょっとクレイジーな女の子でした。

ジュニア世界選手権個人TTで2位になるなど若いころから成績を残し、地元のデンマークチームに加入。

しかし、U23カテゴリーが殆どない女子レースの世界では、ジュニアの次はエリートです。マリアンヌ・フォスなど怪物級の選手が走る世界に突如放り込まれたセシリーは、当然のことながらしばらくリザルトを残せずに苦しみます。しかもその時には給料がもらえなかったので、スーパーのレジ打ちをしながらやりくりする生活。

飛躍の2017年「いきなり私はリーダーになった」

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(2017ジロローザで新人賞獲得)

そんな彼女に転機がおとずれたのはエリートカテゴリーで走りはじめて4年目、Cervelo-Biglaで迎えた2017年のことでした。

ストラーデビアンケ9位を皮切りに、ロンドやリエージュなど、ビッグレースで上位フィニッシュを連発。ジロローザでは新人賞も獲得し、ワールドツアーの新人賞ジャージをシーズン通して着用し続けたのです。

飛躍のきっかけとなったストラーデビアンケのレース中、本来のリーダーだったベテランMoolman-Pasioの不調を受けて突然リーダーに指名されたシーンを思い出し、彼女はこう語ります。

And you’re like ‘this is the first race of the season, fuck!’ Suddenly, I’m the leader.
拙訳:「これ今シーズン初レースじゃん!ファック(まじか)!」いきなり私はリーダーになった

去年のロンドを経て、一躍人気者の仲間入りをした彼女は今何を思うのでしょうか?
続く…。
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