チームの将来はスカウトで決まる?ワールドツアーチームの若手発掘・育成戦略

前回の記事では、なぜ最近のレースシーンで若手選手が活躍するようになったのか?ということをまとめました。今回は各チームの才能発掘競争に焦点をあててみたので、各チーム監督のコメントとともにお楽しみください。

スポンサーリンク

10年以上前に始まった有望選手発掘競争

Embed from Getty Images

10年以上前から、自転車ロードレース界は前代未聞のドーピング騒動に揺れ続けた。

私が覚えている限り、まず衝撃を与えたのがフェスティナ事件だ。数年後には、当時最強を誇ったランス・アームストロングのツール7連覇が抹消される。ランスなきレースシーンでも、グランツールや各種レースで活躍した選手が軒並みドーピング陽性反応によりレース出場資格を失っていった。畳み掛けるように自転車界を揺るがしたのがオペラシオン・プエルト。名だたるビッグネームたちがそのリストに名を連ね、もはやプロトン内の殆どの選手がドーピングをしていたのでは?と感じさせるほどだった。今もまだ、そうした選手たちの有罪ニュースが話題になり続けている。

そんな暗黒時代から抜け出そうと、各プロチームが求めたのが「グレーな歴史のないフレッシュな選手」であり、それによりスカウティング活動が活発になった、それがVelonews記事が示唆するところだ。もちろん、若手のほうが給料が低くコスパが良いという切実な理由もあるだろう。なんにせよ、若き才能の発掘⇨育成という流れは、強豪ワールドツアーチームの中で間違いなくトレンドとなっている。

それでは、実際チームはどんな動きをしているのだろうか?

スポンサーリンク

Twitterでもタイムリーにつぶやいてます