2019年最も読まれた記事7つをまとめたら、脳みその汗かきながら書いたものばかりで感慨深かった。
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2019年ももうすぐ終わり。スカイスポンサー撤退、マチューやベルナルといった若手の台頭…、色々なことがあった2019年。最も読まれたブログ記事を7つまとめてみました。※プロダクト系記事はランキングから除いています。

7位:「自転車ロードレースはビジネスモデルが崩壊している」のは事実だが、悲観する必要はない理由

これは自転車ロードレースの未来が暗いと思ってる皆さんにも、明るいと思ってる皆さんにも、どちらにも読んでほしい内容です。スポーツビジネスの難しさと、サッカーと比べることのナンセンスさと、あとついでに栗村さんの熱い想いと。ずっと受け継がれていくだろうこのスポーツの行く末を、皆で明るくしていきましょう。

6位:マージナル・ゲインは万能薬なのか?9個の誤解と正しい付き合いかた。

マージナル・ゲインは信じるに値する方法論だと思いますが、勘違いしがちなポイントをさくっとまとめました。わかったつもりが一番危険というお話です。スカイ解体新書シリーズの中盤で書いた記事でした。

5位:今年のバズ商品「Vaporfly」とか「Venge」は本当に科学的に優れているのか哲学風味で考えてみた。

ポパーの定義する科学について。なぜVaporflyとVengeは速いのか?なぜ売れてるのか?答えを出そうとした結果、哲学風味な雑記になりました。

4位:天才少年はいかにしてチャンピオンとなるのか?ピッドコック成長の理由。

イギリスシクロクロス界のホープ、トム・ピッドコック成長の裏話。今シーズンはシクロクロスにてエリートカテゴリーで出場し、マチューvsベルギー勢という構図の中、一人奮闘する姿がファンを沸かせています。CyclingWeeklyの「Talent or training? How a gifted young rider becomes a champion」を引用しつつ、主観でまとめました。

3位:笑顔の裏に隠された過去。クリス・フルームの波乱万丈な少年時代。

個人的にこれが私の一番のオシ記事です。フルーム好きではなかったのですが、この記事を書きながら一気にファンになりました。自分の価値観が変わる瞬間って気持ちいいですよね。彼の自伝”THE CLIMB”は和訳されて出版されるべき派。そして早いところフルームに復活してもらって新進気鋭の若手達とバチバチ戦ってほしいです。

2位:「生まれながらの勝者」マチュー・ファンデルポールはサガンを超える逸材かもしれない

やはり今年のロードレース界の顔はマチュー・ファンデルポールでしょう!なんといってもガタイがいいし、強いし、魅せるレースをするし、そしてガタイがいい。CYCLINGTIPSの素晴らしい記事を引用しながらまとめたもの。英語読める人は、私のブログ記事ではなくて、もとの「THE NATURAL - Mathieu Van der Poel is the most talented bike racer on the planet」読んでほしいです。こんな力作が無料で読めるなんていい時代になったものです。

1位:自転車界を変えたスカイのマージナル・ゲインとはなにか?元ネタは日本のカイゼン

マージナル・ゲインのエッセンスをまとめた記事です。数年前から流行りだしたコンセプトの影響力はまだまだ健在。むしろ各チームがこぞって取り入れ、マージナル・ゲインは当たり前として”さらに”何かできないか?というのが最近の潮流なのではないでしょうか。スカイ・INEOS関連のまとめ「スカイ解体新書」シリーズは、私みたいなしがないサラリーマンにとっても学びが多いのでまとめてて勉強になることも多かったです。

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